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削って凌いでいく日々
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おぉ。fc2がamazon対応になって、かなり記事を書くのが楽になりました。 ってことで、久々に読書録。 この本を手に取ったきっかけは、ミーハーに「ドラマ」から。 なんか、「いじめられっ子を人気者に」というコンセプトのみなら、もうちょっと、定型な感じになるはずなんだが、あのドラマは、主人公のなんか複雑さとかがあって、作り手に「なにか」大切にしていようとする感じがあったから。 その「なにか」が何なのか、気になって手に取りました。 だから、山下君がかっこいいからとかじゃないよ、ウン。(いや、でもあのドラマで、彼の演技力に思わず目がいったけど。あの絶妙な感じがすごい) というか、山下君目当てで読むのは残念な結果になるよ。だって、草野彰は、ドラマオリジナルだから。 (しかしオリジナルであのキャラを作るのは、すごいなぁ) あと、野ブタは、あんなかわいい女の子じゃないので、そちらも注意。 えーと。ストーリーは、いつも自分を「作っている」主人公桐谷が、転入生の信太(のぶた)を、プロデュースして、人気者にしようという筋です。 読んだ感想を一言で言うと、「痛い」です。 読んだ直後、精神状態が、なんか著しく、うわぁ、となりました。 久々に、ここまで揺らいだよ。 何が痛いかっていったら、主人公桐谷の生き方というか。
丁度よさを求めていて。 相手を、「どうせ**なんだろ?」とナメて見ていつつも、そういう風に見ている人達の暖かさに縋っていて。 そういう部分も含めて自覚している生き方をしているのですよ。 野ブタの部分で、どんなにおかしくっても、なんか、そういう部分が、チクチクずーっと刺さるのです。 ラストは、ドラマとまったく正反対の結末です。 でも、彼はああいう生き方しかできなかったんだろうなぁ、と思うと、すごく痛い気持ちになりました。 この人の本は、なんというか、すごい恐れを感じない書き方だと思います。 時事ネタを、あんなにも入れているとは…!! だって、時事ネタって共通認識事項があって成立するものなのに。 ただ、書いた時点で最高におもしろいものを書いている、という感じで書いているのかなぁ? 「今」という感覚で物怖じせず、書いている。 それはそれですごいなぁ、と思ったり。 今読んでいる時点でも、懐かしいという感じがちょっとある。 10年後、この本を読んだ人は「なつかしっ!」と思えることが多いのではないのかな。 この一冊だけではなんともいえないけども。 なんかこの人の他の本も読みたくなりました。 良くも悪くも気になる作家さんです。 http://soramania.blog11.fc2.com/tb.php/65-89c4a882 * トラックバック *
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