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削って凌いでいく日々
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なんというか。 この感想をどうまとめようか、帰りながらぼんやり思いました。 いや、おもしろいかと聞かれたら「おもしろいよ」とはっきり言えるし。 素晴らしい作品であるということは、確実であるけども。 なんというか。 読んだあと、自分の感情の行き所がわからなくなる。 演劇「ピローマン」を見た時のような吹っ飛ばされるような衝撃もなくて。 始終、加速を感じる。 だけど、加速すればするほど、重く感じる。 重苦しい疾走感。焦燥感も無い。 文章は、独特な形で、簡潔さがあるけども、本質を突いた選び抜かれた言葉で構成されてて、その一文一文に翻弄はされる。 だけど、その言葉は、蛇足が一切なく削ぎ取られていてねぇ。 京極作品のように、読者を深みに導くようなことがされていなくて、陶酔させることはさせない。 そういう意味では、読者を疎外させてる気もするけど、でも、それでもこの本に描かれていることは、魅了させられずにはいられない力があるんだよなぁ。 以下詳しくは書いてないけど、ネタバレに関するかも。
ぎゃぁぁぁぁぁ。 と、久々にうめきました。 いやぁ、本当に久々。 1日でハードカバーを1冊まるごと読んだのは。 ラノベ懐古主義者のわーらーさんですが、ひかわ玲子さんのお名前は聞いたことあるけど読んだことなくて。 ちょっと、今から読みたくなりました。 うん、そうなんだよ。あの時代は、キャラで読ますというより、世界観と言うか正統派ファンタジックなあの空気が良かったんだよぅ。 ストーリーは、アーサー王物語をなぞっています。 私は
を読んだことあるのですが、記憶にある限り、大筋のストーリーは一緒。(でも、一部ファンタジックな解釈もあるけど。でもそこがまたいい) ただ、ジェイムズ ノウルズのアーサー王物語が、出来事をつらつら詰め込んでて、アーサー王の存在が薄かったのですが、ひかわ玲子さんのは、まさにアーサー王と円卓の騎士を描いています。 今は、懐古主義なセンチメンタルに陥っていて、ソードワールドの昔の話に手をつけております。
とりあえず、有名なサーラの冒険を。 (平行して混沌の大地と、混沌の夜明けも読んでいます) ヒーローになりたい!―サーラの冒険 1 / 山本 弘 悪党には負けない! / 山本 弘 君を守りたい / 山本 弘 山本さんのお話は「悪役・モンスター=悪い人」でないのがちょくちょくありますね。 まぁ、そういうの大好きですが。 しかし、今回はそれがメインではなく。 初心者冒険者という視点なんですよ。 11歳の少年の話なんだけど、「冒険」という憧れを抱いている少年です。 これがねぇ、「冒険にあこがれる」ってのがシンクロできちゃう部分がいっぱいあって。 ラノベ読み漁ってたり、ゲームしてたら、「**というモンスターを倒した!」っていうのとか「盗賊が財宝の鍵を開けた」ということが、サクっと描かれて、「普通」になってるんですよね。 でも、等身大の自分だとしたらそれってすごいことなんですよ。 小さい頃抱いていたその感覚が、戻るというか。 例えば、盗賊の修行で鍵開けを習って、鍵の構造を習ったときの描写で
とあるんだけど、この感覚、すごく、自分にも当てはまりそうな気がするんですよね。 わくわく感が等身大で伝わってくるんですよ。 電車で読んでたら、あまりに入り込んでしまって、降り忘れて1個駅を通過してしまいました。 久々ですよ、このポカミス。 いつもなら寝てても降りる駅になったら気づくのに。 自分がファンタジーを好きな原点に戻れるような感覚になれる本です。 まだあと3冊読んでないけど、これからも読むのが楽しみです。 しかし、山本さんの3巻目のあとがきに「や○い本を作りたきゃ、作れ!」という発言には衝撃を受けたよ……。
先日、こちらを本屋で見つけて即買いました。 というのも、去年
を買って、すごいよかった!! と思ったから。 (前作のはGIMP1バージョン。今回のはGIMP2.2バージョン) GIMPはフォトショ並にすごい と、よく聞くけど何がすごいのかインストールしてもあんまりわからなかったけども。 この本を買って、初めてそのすごさを理解しました。 フォトショではいっぱいある、事例・テクニック本ですが、フリーソフトのGIMPの事例・テクニック本は本当に、ほとんど皆無と言っていいほど! 私は、これを買って、ようやくGIMPのすごさを知りました。 それまで、あまりつかってなかったのに、今はフォトショ代わりに、画像加工で使ってます。(断言しよう。エレメンツよりも、絶対すごい) (使い勝手のよさ、軽快さでトリミングなどはPaintShopPro6。 機能の豊富さ(主にフィルタ)ではGIMP。 と使い分けてます。) このGIMP、本当に侮れませんよ。 機能がフォトショ並みというのもありますけども。 先日、フォトショのファイルをいただきまして。 フォトショエレメンツだけではどうも加工しにくく、PaintShopで開こうとしたら……開けない。 ダメ元でGIMPで開くと……開いたぁぁぁ!? (っつーか、GIMPって、psd形式で保存できるんだよね!) そして、何も加工せず、GIMPでpsd形式で保存。 なぜか、容量が半減するファイル。 そしてまさかなぁ……と思ってそのファイルをPaintShopで開くと……開いたぁぁぁ!!!? という、「GIMPって本当にすげぇ!」怪事件が起こったんですよ。 そんな素晴らしいGIMPの本。 内容は、基本機能がちゃんと説明してあって。そして、実際の加工方法を提示してます。 (2005の方が、写真の自然な加工の方法なのに対して、今回の2006は、POPに加工、みたいな感じです。ロゴの作り方もある。 個人的には2005の方が、ひと手間ふた手間かけた、あの自然な感じの加工が好きです) コレを読んだら、多分、「こんな便利な機能あったんだ!!」と驚くと思います。 特に、マスク機能……。これを知ったときはびっくりしたよ、わーらーさんは。 ぜひとも、オススメです。 ……一つ難点があるとすると、それは、事例に使用している画像が、女性のグラビア写真が多いことかな……(笑) うぅ、追いつかない。
そして、だんだん読書記録一覧が多くなってきて管理がめんどくさくなったので。 以降は、一覧を書くのをやめます。 印象に残ったもののまとめ感想。 ■松尾スズキ クワイエットルームへようこそ 図書館のアルバイトをしているときに返却され「オイオイ!松尾スズキいれてるのかよ!!」と思って速攻借りたもの。 オーバードーズで精神科病院の閉鎖病棟に、閉じ込められてしまった女が主人公。 その中での生活。 宗教が往くみたいな壮大でもないし、はちゃめちゃでもないけども。 やっぱ、笑えるか笑えないかのギリギリの人間のおかしさを書き抜いている本です。でも、そこがなんか本質ついているような気がします。 やっぱり松尾さんの本、エッセイより小説が好きだなぁ。 演劇も好きだけど。 ■ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 星空から来た犬 なったんから借りた本。 星人が、裁判で有罪となり、罰として地球の犬になって生まれ、探し物を見つけなければいけないという話。 翻訳モノは苦手だけども、これはおもしろく読めました。7人の魔法使いよりも好きかも。(でもキャラクターはあっちが個性あって好きかな。) 犬の考え方とかが、すごいうまい。 つい、あはっと笑ってしまったりする場面もあったり。 なのに、その犬の本能と、星人としての意識のつりあいも、好き。 あぁ、対立していた猫とのラブラブっぷりも大好きだ。 ちょっとだけ翻訳モノの苦手意識が克服できてきました。 ■嶽本 野ばら 下妻物語 TVで映画版をやっていたのを見て「なんて文学的な世界なんだ!!」と感動して即友達から借りて読んだ本。 (私の「文学的」→「おすましさん」) サクサク読みやすい。でも、笑える。けども、自分というものを貫く姿勢だとか、友達だとかのクサさも、ひっくるめて書いている本だと思います。 この本が、初めての野ばらちゃんとの出会い エミリー 「レディメイド」「コルセット」「エミリ−」収録。 実はレディメイドが一番好き。すごい短いけども、ソフトで、なんて乙女チック。あの遠まわしな感じのやり取りが、すごいステキだ。 エミリーは、すげぇ衝撃的でした。ちょっと気分が悪くなったほど。蛇にピアスは平気だったのになぁ。 就職活動の面接前に読むもんじゃないですね、あれは。 でも、ラストはすごいいい。 ミシン 「世界の終わりという名の雑貨店」「ミシン」収録。(だったと思う) あー。んー。嫌いじゃないけど。好きなほうだけど。 でももうちょっとソフト作風がすきだなぁ。個人的に。 うろこひめ これを絵本という形で出したのに脱帽です。 すごいなぁ。野ばらさん、すごいなぁ。 お姫様の決意が善悪超えて、すごいかっこいい。 これぞ、野ばらさんの乙女節か。 ■宮部みゆき ICO -霧の城- 先にゲームをやっていたので、読んだ感想は、うわぁ。お話になってる!!という感じ。ちょっと、自分の中の妄想とかあったので、ちょっともやもやした気分はあるけれど。でも、「人それぞれだよね」と割り切れれば、面白いです。 あの彫像が、こういう風に意味をつけるのかぁ、とすごいなぁと思いました。 |
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